2005年09月09日

東大阪とニュー・オリンズ

大雨が来ると落ち着きません。弊社はすぐ近くに第二寝屋川とゆう運河が流れております。ここ数年くらいはありませんが、よく氾濫してくれちゃって床下浸水に近い状態になるのであります。製品が心配なのであります。梅雨と台風時には眠れないのでございます。
内閣府の9月9日10時現在の『平成17年台風第14号に関する被害情報について(第9報)』によりますとこの度の台風は「九州と四国地方の各地で降り始めからの雨量が9月の月間平均雨量の2倍を超える記録的な大雨となった。特に、宮崎県南郷村神門では1321ミリとなった。」とのことであります。この勢力で大阪に来てたら、ひとたまりもない。
kawachi.gif

こんなんですから、東大阪は。ニュー・オリンズ顔負けであります。少少恣意的なデフォルメしてるような気がせんでもないが。この図とわたくしの見解の隔たりがある。それは日本の河川の殆どが天井川状態であるとゆうわたくしの認識です。大和川は一目で天井川だと理解ります。その他はこんなに川底深いのかなあ。淀川が威圧的なので北部のひとも心配になるように配慮してるのだろーか。正確なのだろうか。地形図読んでも川の深さは理解らないのでございます。
統治者たちは治水と称して河川をコントロールしようとたゆまぬ努力を続けておられます。ですから安心して暮らしていけるのですよ、よいこのぼくたち。堤防が築かれる。それがなければ河川が運ぶ土砂は氾濫し、肥沃な大地をつくる筈だったのに。氾濫しない代わりに川底は高くなる。堤防もそれに比例する。殊に日本の場合河川の幅が狭く短いのでのでこの傾向は顕著になります。
国を問わず水難の被災なさったかたには本当にお見舞い申し上げます。
化学肥料があり整地された僅かな農地でやっててる現在の日本にとって氾濫は邪魔者であります。土木工事よ永遠なれ。公共事業よ万歳。堤防はバベルの塔の如く高くなる。
被災者の悲惨な映像を目の当たりにして、盲目的に公共工事削減!自然の川を戻してくれ、とエコロジストたちは言えるだろうか。わたくしは言えないし、百年だか二百年だかに一度の災害を想定して大袈裟な工事をするなとは断言できないのであります。
もはや天然の平野はできません。不幸にもそうなってしまった。ならば何でもかんでも過去に戻してと叫ぶのであればリヴァーサイドに家買って住んでから言え。勿論、なんでもありではあきまへん。お金ないもの。談合や浪費は駄目であります。そのなかで最適な方法を納得いく優先順位で進めるべきではなかろうか、と思うのでございます。
バベルの塔はその後どうなったかは周知のことでありましょう。
posted by 井上勝裕 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 上方ええのう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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