ナイキは時代の変遷とともに不振だったころはあれど、再度復活し始めたのは八十年半ばのエアトレーナーで購入しましたが履き心地がいいのであります。台湾製でした。実用的でした。
しかし、その後はスニーカーやGショックを収集する若者が増えてきて何をとち狂ったのか、人気沸騰でああいったものは劣化するのにバカじゃないかとこころのなかで罵っているうちにブランドになってしまいました。どひぇえ。十年前に韓国に行ったさい、免税品店のテナントに入っているではありませんか。運動靴やで、運動靴。
最近の運動靴の忌み嫌う点はハイテクとかなんとか能書き垂れちゃって、素材が複合しまくっており、街で履く癖に過剰なまでの装備がついている点であります。装飾過多でございます。
二年前に購入いたしました。買ってから一週間も経たないのにこれはないやろう。ハイブリッドし過ぎ。ソールに凝るのもええかげんにせえと言いたくなります。実はこの品在庫処分で三千円しなかったのですが(笑)早速お客様コールへ電話すると「購入した店に行って、交換して貰ってくれ」と慇懃なる回答。インポッシブル(笑)在庫処分品の最後の一足でしたもの。しかしその話を正直にしても話は平行線である。とゆうより在庫品が枯渇しているのだろう。生産中止か何かになってるのと違うかなあ。可哀想なので電話切りました。
その後、二千いくらかの運動靴なのであるけれど気がすまないので、クレーマーにならぬよう気を配りながら、わたくしはその運動靴に対する情熱を込めながら他社では考えられないし、御社の現在までの愛用してきたものでもこんなことはなかったとゆう気持ちを添えて、かつ客観的事実を淡淡と述べた画像付きメイルを会社へ出しました。
すると不思議なことに代わりの同等品が送られてきたではないですか。この靴は現在も健在であります。
ナイキに限らず靴とゆうものはその国の工業生産能力の指数になる。先進国から台湾、韓国へ。やがて支那や越南やインドネシアへと移ってまいります。この間百貨店でカンボジア製の女性用のサンダルもどき(流行っているらしい)を見つけ、しかも値が一万円以上のなのには驚いた。
労働集約的な製品は世界中で賃金の低い国へとシフトしていき、消費者にとっては嬉しくもあり、労働者にとっては悲しきこの二面性は解決の道程が見出せるのでしょうか。
もはや靴だけではなく総合スポーツメイカーとなってしまった大手各社は同じ道を辿ろうとしております。
ナイキが英アンブロ買収、サッカー界で存在感高めること狙う(全文下記参照)の報道で二年前の騒動を思い出した次第でございます。
ロサンゼルス(ウォール・ストリート・ジャーナル)米スポーツ用品大手のナイキ(NYSE:NKE)は、サッカーの世界で存在感を高めることを狙い、同業の英アンブロ(UMB.LN)を買収することで合意した。同社が23日発表した。買収金額はおよそ2億8500万ポンド(5億8200万ドル)で、全額現金による買収となる。
ナイキは、欧州のライバル大手であるアディダス(ADS.XE)やプーマ(PUM.XE)との競争で、サッカーを重要な成長分野と位置づけている。アンブロはナイキの傘下ブランドに加わることになる。ナイキはほかに「チャックテイラー」スニーカーを製造する「コンバース」、靴をはじめとするファッションブランドの「コールハーン」、サーフィンやスケートウエアの人気メーカーである「ハーレー」などの老舗ブランドを抱えている。
ナイキのマーク・パーカー社長兼最高経営責任者(CEO)は声明で、この買収は「主要な成長カテゴリーと位置づけるサッカーで、ナイキが世界的なリーダーシップを大きく伸ばす機会となる」と述べた。
アンブロのスティーブ・マキンCEOは、「われわれはナイキの傘下でより強化され、改善された事業となる」とし、株主にとっての利益を強調した。
(「Nikkei Net 10/24」より)
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