2007年04月21日

1700センチ以上の多数派

弊社の社用車であるセルシオ(年齢十歳)がかなりの重症で入院中でございます。セルシオってわたくしの趣味ではございませんが、既にあったし、それなりに重宝しておりました。傷だらけのバンパーとボディーとその車格は周囲のドライバーにプレッシャーを与えるようで
「やばいなあ近づかないようにしよう」
と避けてくださいます。(笑)くたびれているとはいえ、高速で巡航した後にやや焦げ臭きエンジンルームが危険とはいえ、シュルシュルシュルとシルキィなエンジン音を聴きますと、まあええかとなるのでございます。
それとトレードオフにその巨体が煩わしい。でかいから日本の狭い道は苦手でございます。膨れたフェンダーが電柱と接触及び交差いたします。迫力が増す。
頭が痛いのは次に乗り換える場合、その車種をどーするのかでございます。レクサスは不当に高いし、かといって適当なのがない。だいたいやねえ、最近出る新車は3ナンバーで、その車幅は肥大化する傾向にございます。これは世界的な傾向でサイドエアバッグのせいなのかどうなのか理解りませんけどトヨタに限ったことではないですけど。
ホーム頁によりますとセダンのなかで1700センチの枠内に収まっているのは、十五車種中カローラ、プログレ、アリオン、ベルタ、クラウンセダン、プレミオの六車種で少数派になってしまっております。残りの九車種のなかで六車種が1770以上幅でわたくしの立体駐車場には入りません。(実際は1800センチ超過を入れてらっしゃるかたがいますけど、ええのかなあ)
1770.JPG
昨年新型カローラ(正確にはカローラアクシオ)が発売されたので、これに乗り換えてみようかと口にしたら会社と無関係の某君が
「社長がカローラ乗ってたら社員はへこむかもしれないですねえ、わたし的見地では」
と仰る。なるほど、セルシオからカローラになると会社が傾いているように思われかねない。仕入先も不安に思う。
一方でレクサス階級のピカピカの新車購入だと、儲かっているんやなあ製品のコストダウンしてえや、仕入先が値上げしてえなあ、になる。どないせいちゅうねんとゆうわけで身動きが取れないのでございます。
元来、わたくしは出不精でございますし、出かけてもできるだけ鉄道を使うほうでございますから、結局、黄砂と埃の積もった飾り物と化するのでありました、セルシオは。
この現象は男の子がミニカーを好きになるとか、いい馬に乗ってるねえと西部の男たちの単純な嗜好とあまり変わりがないではないか、困ったもんであります。またこんなときに限って出かけなければならぬ用事が多くなるのでございます。不運でございます。

重症の車体を一瞥した修理工と話をしておりますと
「まだ十年前の設計だから、マシなほうです。現在の設計だともっと潰れますキャビンを護る為にぐしゃっといっちゃいますね」
とのことです。将来寿命が来ても、幅広で高価な工業製品をチョイスはするまいと決意を固めるのでございました。
憧れはショーファー付ですね、やっぱり。昔に横浜から川崎、東京へと続く山の手の裏道をせこせこと通っておりますと当時の大臣の家の前には警官含むミニ交番付で、黒塗りのハイヤーもしくは専用車が迎えに来ておりました。それでもって首都高の用賀あたりの渋滞で苛苛しておりますと、日本経済のこれぞ中核を担うって感じの重役さんたちがハイヤーのリアで日本経済新聞と覚しき新聞を優雅に読んでいらっしゃるのを散見いたしました。これって正当派の贅沢であります。
タグ:トヨタ
posted by 井上勝裕 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | あはれなるもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/39604395

この記事へのトラックバック