本グラフは小出裕章とゆう京都大学の先生のサイトからである。以前から本当かいなと思っていたから、本説に言及すること躊躇した。
多くの人たちの思い込みに反して、原子力は貧弱な資源であり、未来のエネルギー源にはなりえません。それでも日本では現在、電力の30%を超える部分が原子力で供給されています。そのため、原子力を廃止すれば電力不足になると思っている日本人は多いと思います。また、今後も必要悪として受け入れざるを得ないと思っている人も沢山います。そして、原子力利用に反対すると「それなら電気を使うな」といわれます。本説は氏が原発反対派だとゆうことを割り引いても説得力があるのである。
しかし、発電所の設備量で見ると、原子力は全体の18%しかありません。その原子力が発電量では3割を超えているのは、原子力発電所の稼働率だけを上げ、火力発電所のほとんどを停止させているためです。原子力発電が生み出したという電力をすべて火力発電でまかなったとしても、なお火力発電所の設備利用率は7割にも達しません。それほど日本では発電所は余ってしまっていて、年間の平均設備利用率は5割にもなりません。つまり、発電所の半分以上を停止させねばならないほど余っているのです。
(小出裕章「過剰な発電所と無力な原子力より)
ちょっとここのところ忙しいので神経がささくれているのだけれど(仕事進まないし)ざっくりで勘弁願うのだけれど、東京電力の三月十五日のプレスリリースによれば
原子力発電は柏崎刈羽原子力発電所は1、5、6、7号機のみ通常運転中でその量490万kw。
火力発電は地震により停止中なのが
広野火力発電所2、4号機(▲160万kw)。常陸那珂火力発電所1号機(▲100万kw)。鹿島火力発電所2、3、5、6号機(▲320kw)。大井火力発電所2号機(▲35万kw)。東扇島火力発電所1号機(▲100万kw)である。
水力発電は運転中。これらのソースはWikipediaで手抜きさせてもらっているが、火力と水力の発電量は4535万kw。ここから715万kwが停止中となると3820万kw。原子力を加すると4,210万kwとなる、ざっくりだけど。
明日の計画配電のプレスリリースによれば需要想定が3,800万kwで供給が3,350万kw。である。へえそうかいなあ。勿論これは試算であって稼働率100%でのざっくりの卓上の計算になるけれども、仮に原子力発電を全て止めても、明日の需要想定量は上回る理屈である。
原子力発電推進派の温暖化危惧するひとびとの勘定には核廃棄物を処理するのにかかるリスクやエネルギーといったものは入っていない。腹立たしいのは電力会社のサイトで原発啓蒙に甘言をかなりの量と努力なすっているみたいで、他の発電の資料は取れない有様である。ベストミックスだって。

火力発電がやはりバッファになっているようです。馬鹿にするなあ、でやはりわたくしはオール電化、電気自動車反対論者である。
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いつも脇道に逸れて迷宮入りです。
今は、作業が最優先の時ですよ!
稼働率が低いのでは無く上げられないのです。
つまり、火力・水力ともに今後、稼働率は下がるだけです。
数は有るが安定稼動しないのが実情です。
水力は毎年、夏場には干上がるダムが多いし構造的に浚渫が必要なので給水や治水がメインになっています。
火力は安全上、定期点検が必要だし何より老朽化が多い。
最新のコンピューター制御化するも整合しない。
まぁ…30年以上前の旧式機械をデジタル制御する方が間違いですけど。
となると今ある発電所を全部作り直すなら先の数字通りになります。
でコストが問題なる。
結果、リスクの高い方法を取る。
今回の自然災害は、想定外にしても旧式化した物は特段の注意が必要でしょう。
気になっていたので、ロイターの信憑性がないということになりますね。まあマスコミを盲信するつもりはありませんが。
実状とデータの乖離は珍しいことではないのですもの。
記事引用開始======
EAの推計によると、日本は2009年に石油火力発電能力の30%しか使用しておらず、平均で日量36万バレルの原油・燃料油を使用し、100テラワット時余りの電力を生産した。
IEAはまた「60テラワット時の不足分すべてを石油火力発電で補った場合、石油消費量は年間ベースで日量約20万バレル増加する見通し」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20049520110315
引用終り====
わたくしは事故の懸念よりも、後処理の問題と「温暖化にかんして環境にやさしい」といった欺瞞に対し疑念を持っておりました。
否定はしないが怪訝だなあといった立場であります。
ベストミックスの頁をみると「意図的に原発誘導」が露骨です。風力発電なんて広告塔のようで、しょぼいものですし、火力発電のデータも見当たらないのです。
利用時間若しくは利用量を強制的に分散させれば、いいんですけれど。
夜間は余るのでオール電化やら、揚水したりしておりますので。
通りすがりさんのコメント、そもそもなぜ火力発電で電力の調整を行っているかを学んだ方が良いですな。私、放射線取扱(医療分野が主であるが、発電所なんかでも通用する一種放射線取扱主任も取得しております。)を生業としておりますが、原子力発電は一度発電(分裂)をはじめると、ほとんど出力は調整できません。ですから、出力の調整が可能な火力で調整しているわけ。稼働率だけで言えば、これだけ手をかけて金をかけて迷惑かけての原発は50%未満です。
さらに、困ったことに原発は上記の事由にて、夜間もバンバン発電してしまいますので、コレを正当化するための政策が夜間電力の割引。それでもまだ電力が余っちゃうので、電気を使ってわざわざ山の上に水をくみ上げて揚水型水力発電(ロスの方が多いので、正確には水力消費電所と言うべきか?)なんて馬鹿げたものが、原発には必ずセットで付いております。
原発がなくなると電気がなくて困るだろうなどと国民を脅してまで、なぜ政府と東電が原発に拘るのか、日本が原発を推進しはじめた頃の世界情勢や国内の景気、プルサーマルで得られる核種や、放射性廃棄物の廃棄手段(テクノロジー)が実際問題として現在ないこと。
グローバルな視点で捉えるべきなのは通りすがりさんの方では?通りすがりさん、私のblogアドを付けておきますので、質問等が御座いましたら、コメントして下さい。専門家として、啓蒙も仕事の一環と考えておりますので。
長文になり、申し分け御座いません。
また、見に来ます。
夏季の需要は原子力抜きでは賄えないとの反論が原発必要悪の論拠としてたびたび取り上げられますが、実際、夏季のピーク自体夏の間ずっとのように宣伝されていること自体がそもそも猜疑的に見る必要があります。夏季のピークは一夏のうち何日間で、しかも14時〜15時の間であり、とても限定的且つ短時間であること。
もう一つ、そもそも地球は温暖化しているのか?原因が二酸化炭素である根拠は?
Jaxaが出している北極海表面積では、ここ数年面積は大きな変化なしか・・・むしろ拡大傾向にあるようですが。
コメントを拝見致しました。
誤解があるようです。
私の言う稼動率とは、機械的にの意味です。
私が関係した施設では、老朽化が問題なのです。
電力調整は、勿論仰せの通りです。
現場では、問題が解決されず先送りになっています。
それが現実です。
些事はともかくおおまかなところ同じ認識です。
火力発電所が復旧できていないところが痛いです。
優秀な社員をたくさん抱える電力会社のことですから、夏のピークを回避する方策くらい出せるのではないかと思います、でなければ「責任回避」ばかりのぼんくら揃いか。
四十年前のローマクラブの煽りと現在の地球温暖化がだぶります。
解は流動的である。
老朽化に伴いメンテナンスの頻度と補修箇所の増加によるロスは確かにあります。テーブル計算上ですので実状は異なるでしょう。
原子力も確か年に一度くらいは「大がかり」で「厳粛な」メンテをしているでしょうけれど。
火力は比較的「枯れた」技術なので原子力に比べて容易でしょう。可哀想なことに、窓際族扱いで刷新されないでしょう。でもって頻繁にメンテナンス。
震災後の世論は変わるでしょう。
>夜間は余るのでオール電化やら、揚水したりしておりますので。
揚水発電を入れても最大4,500万kW強の出力しかないのなら、夏場のピーク5,500万(今年の予測)あるいは6,000万kWには足りません。
そもそもウィキペディアのデータは揚水発電分も含めているのにさらに揚水発電の電力重ねてはいけないでしょう。
重ねても問題ないと思うのですが。
理由:電力需要の数値はピーク時を想定しているからなので、
ピーク時とは
東京電力食堂が12時から13時の間にランチで混みあうお客さんをさばききれるように下ごしらえしているみたいなものです。
仮定として24時間均等にお客さんが来るなら、問題はないはずです。昼の忙しい時間にアルバイトを雇わなくてもいいみたいなもので。でも統制しなければそんなことはできない。
電力使用者は基本的に、
「自由な時間に、自由な量を使うことができる」
ことができます。
ピーク時の使用量を24時間使い続けているわけではありません。
3月15の時点で理論上約4,200万kwのキャパに対して
東電の需要想定が3,800万kwで供給が3,350万kwとは「非常時にしては」あまりに稼働率が低すぎるような感が否めない。実際低いんですが。
火力発電所は復旧しはじめております。真夏の午後の電力消費を抑制する工夫が必要です。
揚水する時間帯は「もし揚水しなければ」電気を捨てているようなものです。
コンビニも同じです。自販機も。確かに多いのは理解るのですが「真夏の午後だけ」使用しなければいいのではないかいと素人考えですけれど。自販機の場合再稼働時に「元のひえひえにするために」無駄に電気を使用すると業者から聞きましたけれど。このへん難しいなあ。
自販機にはすでにピークカット機能がついているらしいです。自販機業界も生き残り大変だなあ。
jvma.or.jp/information/peakcut.pdf
ピーク時の説明はおおむね正しいと思います。
でもどうしてピーク時の供給能力が「火力+一般水力+揚水+揚水」になるのかその理屈を教えてください。
夜汲み上げた水を目いっぱい使って出せるのが100%の出力で、それを含めた値が4,200万kWです。
揚水発電だって200%の出力は出せないはずですが?
御指摘のように200%は出力できません。
ピーク時に揚水が使用されます。暇な時に原子力くんが仕事してくれて必要な時の備えになりますので。上手く説明できる自信がありませんでした。理解り易い記事がありましたのでどうぞ御理解下さい。
「揚水発電」は、夜間の余剰電力を利用して下貯水池から上貯水池にポンプで水を汲み上げ、日中の電力消費の多い時間帯に水力発電をする仕組み。発電時間は上貯水池の水が空になるまでの数時間だが、首都圏の夏の最大電力は午後2時を中心とした5〜6時間である。揚水発電の役割は、まさにピーク時の電力を補うための非常用電源といえる。今のような停電危機にこそ有効に活用すべき設備なのである。
http://www.news-postseven.com/archives/20110418_17850.html より一部引用
試算時期が異なりますので数値も違いますが、概ね上記のような事情であります。