2006年03月13日

マリ・クレールといふ文芸誌

昔日の中央公論は文藝春秋と双璧でございました。文庫も新潮や角川とも一味異なり、わたくしはファンでした。
『海』とゆう文芸誌が良質で、廃刊したときは惜しむ気持ちがとめどもなく湧きました。後日『マリ・クレール』とゆうアンノン雑誌のおねえさま系のファッション誌が同社から発刊されるや見向きもしなかったのでありますが、たまたま読んでみるとこれは、違うぞう。『海』のヴィジュアルに進化した内容の雑誌だ。
時折、恥ずかしそうに購入しておりました。
村上春樹の原稿を売りさばいたのが安原顯で、彼が両雑誌の編集長だとゆうことは知らなかった。こないだ知人と飲んでおりましたさい、この件が話題に上りましたが、あのひとがそのような著名なひととは思いもよりませんでした。なんとなく文章に下品な雰囲気が漂っておりました。(わたくし自身他人のことどうこういえるような上品な文章でもありませんが・ケーハクなんだから)あんまり好きじゃあないなあ。朝生にでも出演してそうな感じのひとだなあ。何かの間違いではないかと思ってしまいました。
わたくし的には『マリ・クレール』は実質『海』の後継誌なのですが図書館にまいりますと扱いが全く別モノでございました。悲しい。
時代は巡り、中央公論社はナベツネさん系統の非なる出版社に落ちぶれてしまいました。現在でも自宅には1994年のバックナンバーが静かに眠っております。奥付を確認いたしましたところ編集に安原顯の名前は明記されておりませんでした。
posted by 井上勝裕 at 23:57| Comment(1) | TrackBack(0) | あはれなること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わたしもイタリアから定期購読した唯一の雑誌でした。透明でCOOLな、権威や正義に拠らずCOOLなばっかしなところが好きでしたね。

あの当時のマリ・クレールに今回の村上春樹の原稿が通るかな?と少し考えてしまいました。
Posted by satomi at 2006年03月25日 15:18
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