わたくしはウイダー(現在空腹まっただなか)だったので平気でしたが、この小説を最近読んだばかりだったのでううん物理的に可能なのかなあと想像してしまうのでありました。とはいえ私的にはレクター博士には抵抗がないし、結構他の欧米ものも非道い内容のものがあります。どちらかとゆうと『OUT』よりはななさんいちしてます。
無痛 (幻冬舎文庫)
多面的な意味であまり愉快ではない展開なのでありますが(こころやからだに障害を有しているひとにはなんだかなあ)と思いつつ、ついつい主人公の超人ぶりにひきこまれてしまいました。
つながり)
「猟奇的な彼の本」
「昼休みにやさしいNHK」
しかし本小説が刑法三十九条の取り扱いについて問題提起をするわけでありますし、本日の報道を仄聞する限りに於いては本法規の適用はされない模様であります。しかし素人のわたくしからすればどうにもまともではないような気がいたします。しかし正気と狂気の線引きを誰がすれば納得できるのだろうか。
わたくしの内部にも狂気はあるだろうし、誰にでも可能性はあると思う。この小説の後味の悪さはその線引きを超人医師が見分けられる点で、そこが魅力ではあるにせよ、お前は神かと問い続けるのである。まあ同じことは裁判官にも、また裁判員制度で素人でも言えることなのであるけれど。
本被告が、どの程度の罪になるにせよ社会復帰するわけだし、共存していきましょうときれいごとを言われても、本被告が将来、近所に住まれたらと想定したらどうだろうか、わたくしにはきれいごとを貫くだけの自信はありません。どうよ。
蛇足でありますが報道は毎日が比較的ましであった。たまには褒めなきゃ。
江東女性殺害:星島被告が起訴事実認める 東京地裁初公判
東京都江東区のマンションで昨年4月、会社員の東城瑠理香(とうじょう・るりか)さん(当時23歳)を殺害したとして、殺人や死体損壊などの罪に問われた元派遣社員、星島貴徳被告(34)は13日、東京地裁(平出喜一裁判長)の初公判で「違っているところはございません。その通りです」と起訴内容 を認めた。
弁護側は責任能力も争わず、公判では情状面や量刑が主に争われる。月内に5回、被告人質問や証人尋問を中心に集中審理され、来月10日に判決が言い渡される。
検察側冒頭陳述によると、星島被告は女性と交際した経験がなく、「若い女性を性奴隷にしたい」と考えて女性の拉致を計画。昨年4月18日、2部屋隣の東城さんが帰宅した直後に押し入って顔を殴り、近くにあった包丁を突き付けて脅して自室に連れ込んだとされる。
星島被告は東城さんを乱暴しようとしたがうまくいかず、東城さんの行方を捜していた警察官が部屋をノックしたことから、「存在を消してしまい、事件を闇に葬り去ろう」と考えて首を包丁で刺して殺害。遺体を浴室に運んで包丁やのこぎりで切断して冷蔵庫などに隠し、骨は鍋でゆでて水洗トイレに流すなどしたと指摘した。
弁護側は冒頭陳述で「星島被告は当初、女性を拉致してわいせつ行為をすることだけを考え、計画性は全くなかった」と主張。警察が察知したことを認識した後、初めて殺害を思いつき、遺体を損壊する際も罪悪感に襲われていたと述べた。また、捜査段階から一貫して事実を認め、被害者や遺族に謝罪するためだけに生きているとし、拘置中に自殺を図ったことも明らかにした。【伊藤一郎】
「毎日新聞 2009年1月13日 11時41分」より
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