これが所謂「現物合わせ」とゆうもので、巧く行くときとそーでないときがございます。一等困りますのが、初期ロットはパスしてたとゆうのに、何回目かでアウトになることで大量生産の悲しき性でばらつきは生じる。そのばらつきの許容度がどのくらいなのか理解らない。
また図面がきっちり描いてあるにも、実際に使用するのにオーヴァースペックだったり、その逆で大切な注意事項が欠落してて大問題になったりいたします。
「ネジ業界というのはネジを作る業者とネジ穴を作る業者は完全に分かれているようだが、それが問題になったという話しを聞かないのはなぜだろう?」と上棟するなら金をくれ!のKogai Dan氏の認識が半分正しく、半分そーでないので僭越ながら最前線から連絡いたします。
半分正しいとゆうのは、ネジに規格がありその規格が問題となったさいの原因を明白にしてくださるので、問題は生じない訳です。しかし、現実そうは簡単には行きません。規格で網羅できない曖昧な部分がございまして、前述の「現物あわせ」を筆頭に、図面が存在しても非現実的側面(殊に製造に携わったことのないかたの作図に多い)が問題の発生源の曖昧なままで善後策をとらなくてはなりません。表面化してないだけですね。
大量生産によるばらつきで不合格の烙印を押された場合「前のやつと同じものをくれ」とゆうような、まるで馴染みの居酒屋状態になってしまうわけであります。そういった場面で「なんだよう、なに言ってんのかわかんねえよ」と若者のアルバイトのような対応は駄目です。常連客をおもてなしするヴェテランのおかみさん状態で誠意ある態度で臨まなければなりません。
単価は厳しく指定されている。技術面でもなかなか難しい注文がある。それをどうゆうふうに克服するかをあれこれ知恵を絞らなくてななりません。そおいうときの職人さんの試行錯誤は、まるでプラモデルを組み立てるのに夢中になっているこどもに似たところがございます。これが社会的に評価されないのであれば需要と供給のバランスで職人人口は減少するわけです。後継者がいない。実際町工場は多くが閉じられ始めております。支那でつくればいいとゆう風潮ですし、実際につくって買えばいい。将来、この需給バランスが逆転し、高度成長期の頃のように勤め人やってるより儲かるのであれば職人人口は増えるでしょうが、ひとたび失われた基盤が復興するのにかなりの労力が必要とされるかと想像するとうんざりしてしまうわけです。
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