2009年07月06日

キップパイロールですんだ幸せ

爪を割ってしまったのが快復したので喜んでいたのでありますが、とあることで財布を盗られてしまった。二度あることは三度ある。
土曜日にとある不注意で右手親指を擦りむいたのであります。微妙な感じに皮がべろりとめくれてしまって、薄切りの塩タンくらいの肉がついておりました。てっさと換言してもいい。さあ、そこで登場するのがキップパイロールでありました。その場にあった救急箱のなかにありました。あの黄色い缶が懐かしい。
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さあさあ、水で洗って(これが痛いとゆうより痺れるような痛さであった)が、とあるかたがマキロンしてから皮をめくりなかにすりこんでくださいました。どーもありがとう。

帰って、家人は心配してくれたのか、若干非難の視線を送りつつ、どうして医者に行かないのよと言われても、だって救急病院は減っているし、健康保険証は紛失だし現金も少ないので、こんな状態で病院には行けないのである。
安易に行けるだけ、これはありがたいことなんだと、普段当たり前のように思っていることを失ってから気づくものであります。反省する。

それでもって二三日もすれば治るよとのことで本日昼過ぎに、恐る恐るガーゼを取り除くとこんなのでした。少しだけ薬のにおいが懐かしい。
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まあ、多分治っているのだと思う。多少いやあな色をしているけれど。新陳代謝が激しいから。家にないんだよなキップパイロール。これからどう手当てしたものか、放っておくかどないしようかと迷う次第。
posted by 井上勝裕 at 19:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月05日

情報の劣化(ローマの場合)

「チンクチェントトゥエ!」
と憂鬱そうな声で言うと六十歳くらいの主人かもしれない受付の男が鍵を機械的な動作で渡す。
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わたくしの部屋が五階にある。定員三四名のエレベータは四階までである。五階までは一階分階段で昇らなければならない。窓の外にテラスがある。素晴らしい。がテラスは五階の宿泊客の共有のもので各部屋で分かれているわけではない。グレゴリー・ペックのアパートからのような景色が拡がる。隣のホテルも同じ造りなのでなるほどと氷解した。
要は五階は屋上に建て増ししているのである。真夏は暑かろう。
この宿は二つ星である。二つ星のわりにサイト上で見る限りはクラシカルないい風情である。場所も便利だし一泊七千円しないので決めた。しかしクラシカルないい風情ちゅうか立派なのは一二階だけであった。羊頭狗肉で後はグレゴリー・ペックのアパートである。まあネットとはそんなものである。
悪質レストラン:高額請求で邦人被害、ローマ市長も怒る
【ローマ藤原章生】ローマ中心街、ナボナ広場に近い19世紀からの老舗レストラン「イル・パセット」で先月19日、日本人観光客2人が昼食代とし てサービス料115ユーロを含む695ユーロ(約9万4000円相当)を払わされ、ローマの警察署に告訴。署は詐欺容疑で捜査中だが同店を「衛生管理不備」を理由に閉鎖させた。
地元メディアが1日報じ、アレマノ・ローマ市長自らが「こうした店は二度と営業させてはならない」と声明を発表した。店主はレプブリカ紙に対し 「ワインや海産物など最高級品の額で、詐欺ではない」と主張していたが、非難が集中したため「サービス料だけでも返す」と話している。
日本人男性2人は昼食に生ガキなど海の幸の前菜、オマール(大型のエビ)のスパゲティ、白身魚に白ワインを注文し、デザートも食べた。2人は請求額を支払ったが、額の高さを疑い、警察に駆け込んだという。
今回のような事例は少なくないが、イタリア紙が大きく報じたのは被害額に加え、被害者が狙われやすい日本人だった点が大きい。
「毎日新聞 2009年7月3日 20時28分」より)
これは日本人の性癖なら支払っているでしょう。こんな感じの店だもん。(サイト閉鎖してたら御免)実際日本国内で回っていない鮨屋とかで明細がどうのこうのと調べない。野暮なのである。
しばしば、西洋宿でチェックアウトするときに早く済ませるのは「欧米人の後ろに並ばないこと」である。やたらと明細を確認するので大変である。日本人の二倍は時間はかかるのんとちゃうか。実際に自身バンコクの世界一だったらしい宿でチェックすると二重請求があった。ごめんごめんで一流東洋ホテルはすます。
年齢のせいか、やけになっているのか、元来ずぼらなのか、そういった類の下調べがものすごく億劫になって来た。適当に勘で店や宿を決めるようになってきた。よかったこともあるし、反対の場合もある

因みに当該閉鎖レストランのネットでの口コミを大雑把に調べてみました。
ランチは、2人でパセットというレストランへ。ポルチーニ茸のロースト、フィットチーネは絶品でした!!!
これは日本人。リンクしないのは本人の顔写真が載っているので誹謗中傷したくないからである。少なくとも、泰国、ハワイ、イタリア、オーストラリア、韓国五カ国の渡航歴のあるアラサーらしき風貌のかた(追記:性別女)だとだけ申し添えておくことにする。
またトリップアドバイザーなるサイトでは、「このクチコミ情報はTripAdvisor LLCのものではなく、トリップアドバイザー会員の主観的な意見です」とお断りしておいた上でここ数日のバカヤローイタリアの恥だとゆうイタリア人と覚しきひとの評価とともに
I've been going to this restaurant ever since a concierge recommended it in 2000. It's perfect. Especially if Romeo is your waiter. (I don't know whether or not he's still there. He retired once and came back.) Ask him to sing "I Left My Heart in San Francisco" or to give you his speech about how a waiter is like a priest. We always eat on the patio, the inside is a little to formal for my taste. The white truffle fettuccine is the best thing I've ever eaten.
とはなかなか高い評価(爆)ではないか。しかしこの内容はわたくしにとって信頼性は低く感じる。
この正反対の評価になる原因。ロメオ氏が不在だとか数年の間に店の経営方針が変わったとか、上記賞讃が某大国の田舎者観光者からの見解なのか、はたまた抗議しない日本人だけぼったくっていたのか、その辺りの因果関係は明白ではない。

わたくしもお恥づかしい話であるが、国内ではあまり価格のチェックはしない(金額が桁違いに低いことも原因だけど)が、先日ローマの行き当たりばったりのリストランテでは電卓を叩いて確認作業をした。
時間がかかったので同行者が、ものすごく厭な顔をして制止したが強行した。
何せ欧米のひとの字は概して判読不可能なくらい下手なのである。タイプライターの普及がそうさせるのか、曲線と直線の交錯するもので殺意を感じるくらい乱暴に書き殴ってある。わたくしも悪筆なので他人のことは言えないが日本人の字の美しさに再度拍手したくなるのでありました。
話は手書きの御勘定に戻って、単価でプレートを推理するしかないが合計額が合わないのはアルファベットはともかく数字さえ読めないのが情けない。「)」みたいに見える記号が「1」なのか「7」なのか訊くと「3だ」とのことである。他の数字も同じ崩れ方してるので、もっとていねい書けよなあ、とフルコース、ワイン付き二名約一万四千円也を支払ったのでありました。ええリストランテでしたよ、間違いなく。

つながり)「イタメシ三昧」
posted by 井上勝裕 at 14:39| Comment(0) | TrackBack(3) | 異国のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月02日

しずかちゃんの入浴と牡蠣むき

ちびまるこちゃんの父親の飲酒喫煙シーンとさざえさんの磯野家のこれまたアルコール依存気味とともに、「青少年に与える悪影響が非常に大きい」とされて規制し始めるのではないかと危惧しておりました。どうなんだろうなあ。
同じ理屈で言えば、ドラえもんのしずかちゃんの入浴シーンが頻繁でどうしていつも風呂入ってばかりいるんだようのぼせてしまうぞと素朴な疑問を抱きつつ今日に至っておりましたが、やっぱり、やばいような雰囲気が漂い始めた。
児童ポルノ改正案審議 アグネス訴え
児童ポルノの拡散防止強化を目的とした自民、公明両党提出の児童買春・ポルノ禁止法改正案と民主党の対案は26日、衆院法務委員会で審議入りした。
この日の参考人質疑で、日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンは、撮影された児童ポルノはインターネット上で長く残るため「犯罪や虐待の現場を永遠に残し被害者の心をずたずたにする凶器だ」と述べ、単純所持規制の必要性を強調。タイで日本人が児童買春しポルノ撮影している実例を挙げ、「国連関係者らが “単純所持を規制しない日本は無責任だ”と批判している」と訴えた。
「スポニチ 2009年06月27日」より)
東南アジアの虐待される児童との関連性は無とは言わないまでも薄いし、そのあたり所持規制までいくと拡大解釈はいくらでも可能である。これが杞憂ですめばいいのだけれど、アグネス・チャンあたりを持ち出して人道主義的精神論で訴える与党に対して、後のこときちんと考えているのかようと毒づきたくもなる。この問題は既に提起がなされているので(社民党の保坂議員等から)触れないでおこうと思っていたのでありますが、同じく厳格に執行されたらどうなるのかの例がタイミングよく発生したのでまあ紹介いたします。
一部の牡蛎むきナイフも違法/改正銃刀法
ダガーナイフなどの殺傷能力が高い両刃の刃物(剣)の所持を禁止した改正銃刀法により今月5日以降、持っているだけでも処罰される。その一方で、釧根地区の一般家庭にも幅広く普及している「牡蛎(かき)むきナイフ」にも法律に抵触する商品があることが1日までに分かった。道警釧路方面本部では「名称にかかわらず規制の対象となる。今一度確認してほしい」と呼び掛けている。  
「釧路新聞 2009年07月02日」より)
銃刀法なんてのもこの辺曖昧なんで、問題となっているナイフが「改正銃刀法により今月5日以降、持っているだけでも処罰される」ので処分せよとのことである。ならば「正当な理由」がなく「携帯」するなとゆう銃刀法第二十二条の適用だけではなく、処分しろとのことであるが同法第三条の「所持」の定義がよく理解らないのである。刀狩りかよお。
posterjutohou.gifクリックすると脅し文句が読めます。
警視庁からのお達し七月四日までに処分等すれば罪には問われません。うーん。牡蠣むきナイフが「牡蠣むき」に使用されるべく所持していることが駄目であるならば、刃物類一体全体、所持の法的に正当な理由はどうゆう場合なのか教えてもらいたい。危ないものだから管理を怠るなちゅうのならまだしも、どうなんだ。包丁も、登山ナイフも該当するし。

児童ポルノにかんする法律も同じで、自分のメイルボックスにそれらしきものが送りつけられていたならどうすることもできないし、一度ハードディスクに記憶してしまうと削除したところで残っているわけだし、復元しましたはい逮捕ってなことにもなるじゃん。アニメは大丈夫らしいけれど、しずかちゃんもそーだけど「ヱヴァンゲリヲン(エヴァンゲリオン)」の綾波レイだってひっかかりそう。現在のところはセーフだけどさあ。杞憂ですか。

つながり)「平成の磯野家の苦悩」 「刃物だらけを管理できるのか」
posted by 井上勝裕 at 23:54| Comment(2) | TrackBack(1) | 世間さま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月30日

レクサス印のハイエース

すさまじきもの、高級銘柄の紙袋の類をいとありがたがるありさま。商品購入時の帰途はともかく、また流行りの再生運動の意図をもつて二度三度の利用ならまだしも、ずたぼろになりしを幾度も後生だいじさうに使ふのはさまいとすさまじ。
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車宿りにみる単車の行李、いまは同じう類の意匠増えしが当時の独逸のメルセデスに酷似するさまおろかなり。かやうな高級銘柄の信仰はあちらこちらそちらあちらに見らるる。

メルセデス信仰の是非は、え問はねど、時評親爺殿の「クルマの数だけエンブレムがある?話」の文を読むにその金鍍金のごとき見栄はるひとびとのこと悪しざまにいふでもなきその見立てゆかしきこといとをかし。
操縦桿が右にありしLEXUS銘柄のウインダムは、えあるまじきといへど同じうかたちをすなる車が合衆国にあらばまだましなれど、このハイエースがいと怪し。
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「LEXUS銘柄ハイエースはえあるまじき、世界中のどこ行ってもよお」
と言へり。なればLEXUS銘柄ハイエースはあるまじきもののけなれど、いといみじくすさまじ。
あてなるもののみならず、あてなるさまが同じうしてあらねど、なかなか見られぬのは欲しけれどかへすがへすも情けなし。
posted by 井上勝裕 at 13:11| Comment(2) | TrackBack(1) | あはれなるもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

コンビニはバーゲン戦略すればいい

ホテルでの立食パーティに行くと「残してはいけない」とゆう強迫観念に駆られてしまう。供される料理は概して過剰である。あまりにも少なければ貧乏くさいと文句が出る。
同様に街なかの市場(国内外を問わない)に行くと極貧の地域でもない限りこれまたもので溢れている。買えるだけの余裕があるか否かは別問題として。旧共産圏は経験したことがないから知らない。
一等売り手側からすると合理的なのは、売り切り御免のシステムである。ラーメン屋焼肉屋蕎麦屋でよくあるが、ありがたいことにひとが並ぶ。しかしこれでは規模の拡大は望めない。根付いた人気がメディア間で拡大する。店舗を増やす。飽きられる。味が落ちる。極めて流動的。
売り切り御免で困るのは営業時間が確定できない点である。時間が決まらなければ歩合制にするのか(笑)これでは他人は雇えない。収益は安定しない。

安くなってええやんとゆうものでもない。池田教授は相変わらず単純に最安値が正しい(「コンビニという名のヤミ再販」)とお考えのでいらっしゃいますけれど。そんなに単純なものか。
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スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
コンビニの存在を考える上に於いてどうしても見逃せないのが取引コストの概念である。受けねらいの題名に辟易するも些か古いものだけど本書より引用する。
太郎はそのスーパーに入って買い物をしたことがないので、スーパーでの価格を調べるのも面倒なので、ついつい自動販売機で150円で買っています。つまり、取引前に、スーパーでの販売価格という情報を調べるのに取引コストがかかるために、150円のほうのお茶が売れているのです。
他方、花子は、そのスーパーでよく買い物をするので、お茶が98円で売られていることを知っています。しかし、地下鉄の駅のすぐ近くにある便利なスーパーなので、レジがそれなりに混むことも知っています。いつもなら98円のお茶をスーパー内で買うのですが、3分後の地下鉄に乗ろうと急いでいる今日は、自動販売機で 150円で買いました。
この場合、取引時に、レジに並んで買うのにかかる時間という取引コストがある(しかも、急いでいる花子には時間のコストが高かった)ために、150円のほうのお茶が売れました。
また世の中には、スーパーの中に入って、わざわざ1本のお茶だけを買うのは恥ずかしいと考える人もいます。そんな人も、スーパー内では98円で売っていると知りつつ、ある時には自動販売機で150円で買うでしょう、このケースでは、心理的負担が取引時にかかる取引コストとして働いています。(「同書28頁」より引用)
これは経済学的に納得がいくではないか。取引コストの話を始めると長くなるからそこそこにしておくけれど、わたくしは見切り販売自体は否定するものではない。
しかし反動もある。某が仮に午後十一時を過ぎれば見切りで値下げになる店舗があり、それを目当てに買い求めようとして品切れだったらその喪失感はどれだけのものか。十一時を待つ為の時間的束縛感心理的圧迫感はどうなのだろうか。そして見切り品を買えず、やむなく定価品を購入にしたときの悔しさはどうだろうか。

見切り品拡大は特売のビジネスモデルに派生しかねない。ぼちぼち夏のバーゲンだろうが、もともと定価の二割三割五割引きで売る商品のなかにバーゲン専用の別ラインのもともと廉価な商品が混在している。これは素人には理解らない。普段から馴染みになっておけば、バーゲン前の陳列を憶えていれば理解るし、店員に訊けば本当にお買い得か否かは教えてくれる。
コンビニに話を戻すと、本部は午後十一時見切り品向けのコストを落とした弁当をつくりかねない。見切り品と明記していなければいい。何時から見切り品が売られます、と公示している店はコンビニスーパー問わず少数派ではないか。
五百円の弁当が二百五十円になる。本当の見切り品は賞味期限で理解る。売れるとなれば、コンビニ本部は見切りと共通認識された時刻にバーゲン用のコストを落とした弁当を、大量投入すればいい。コストが落ちているのにそれが理解らないようにすることは不可能ではないと思う。だって本部のひとは優秀なんだもの。
これが公取委にひっかかるなら、夏のバーゲン商戦は皆クロ判定である。ネクタイ五千円が半額の二千五百円とゆう値札がついていたら、そんな値段で一度も市場に出たことないんだってば、最初から二千五百円(もっと安いかも)なんだってば、公取委さん、バーゲンのこと、いつ調べてくれるのかなあ。
セブンイレブンは、物流の効率を考えて、特定の地域に集中して出店するのです。これをドミナント戦略と呼びます。(中略)ドミナント戦略に基づいて出店するチェーン店は、日用雑貨や食料品やお弁当などの配送拠点を決めて、そこを中心に、1日のうちに何度も効率よく商品を供給できる地域の中で、集中的に出店します。(同書52~53頁より引用)
話をコンビニに戻すとドミナント戦略が本当に機能しているのかと疑ってしまうのである。
POSシステムもまた怠惰なのではないかと疑ってしまうのである。
全体的にいいわけめいている「セブンイレブン公式サイト6月22日ニュースリリース」より引用
廃棄ロスを加盟店様が負担することとしているのは、どの商品をいくつ発注するかの決定権が加盟店様にあることと密接に関係しております。お客様にとって欲しい時に、欲しい商品が、欲しいだけある状態を維持するためには、店舗で行われる単品管理を通して、品揃えとお客様の需要とのギャップをできる限り減少させることが必要になります。
ふーん。じゃあ、加盟店側が発注権があるわけだ。品切れしかけたらPOSにその情報が入っているだろうし、種類が多いんだから棚の陳列を誤魔化して、次のトラックが来るまでの間待てばいいんだ。来るんでしょやってくれるんでしょ結局ドミナント戦略なんだから。
結局端末なわけですよ。

つながり)「住吉区のローソン考察」
posted by 井上勝裕 at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 世間さま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月27日

セブンイレブンやや過分

弊社の近所のコンビニに毎日通っていたことがあった。ここでは昼時になるとおばちゃんの手製のカレーライスとカツカレーライスとカツ弁当が数個づつありそれが美味だからであった。特にカツ弁当はつくりたてならキャベツがまだしゃきしゃきしているのがよかった。限定で売り切れごめんである。このコンビニは自由度が高くて前述の手製の弁当あり、月に何度か産地直送の野菜の市を行ったりしていて活性化しているなあとそのコンビニらしからぬ取り組みが好ましかった。
しかしどうゆう事情か知らぬが、大手のコンビニに看板が変わってしまい、以前のような商売はしなくなってしまった。
その店であるとき、ぎょっとしたのは、賞味期限の切れた弁当を知らずに買おうしたら、レジが受け付けない。バーコードで管理されており期限切れの商品を売ることができないでいるのだ。恐るべし管理社会である。

POSレジが社会をよくする世のなかを便利にするともう二十年以上も前からそう喧伝されてきた。

この22日、セブンイレブンが「値引き販売の制限」をフランチャイズ各店に行ったとして公取委が独禁法違反で排除命令を出した件、またそれを廃棄食品の原価の15%を負担しましょうと解決策と解釈すべきか否か。非常にお手盛り要素の強いのが現状であります。
なんだか曖昧。
コンビニといいファミリーレストランといいこれらは同じチェーン店であれば同じサーヴィスを同じ価格で提供してくれるとゆうのが強みのひとつであった。故に同じセブンイレブンだったら安心して、セブンイレブン世界のなかでの消費行動であれば不平等な思いをせずにすむと考えられる。それが崩壊したことになる。
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この経営者とは甘言である。加盟店は畢竟フランチャイズ本部の端末にすぎない。フランチャイズ本部はその優秀なる頭脳を用いて能力を駆使し、商品企画を行い派手な宣伝を行い集客を図る。その意向に沿えば儲かりますよ、てなものである。
ずいぶん以前に行く途中にコンビニに寄りたいと頼んだわたくしにタクシーの運転手が
「あの説明会聞きに行きましたけど、あきませんわ。十年は続けないと元が取れまへん」
そう言った。タクシーの仕事をする前に考えたそうである。もし現在も続いているなら元が取れているだろうけど、十年は続かない不安定なしくみだと理解したらしい。

セブンイレブン各店のサービスは同じなのか?そう問われると原則として同じである。しかしそれは建前である。各店舗は同一ではない。当然ながら店舗の面積や駅からの距離等の条件が異なる。またこれらの単純な要素以外の数値化できぬ微妙な要素がある。
他のコンビニが近隣にあるか否か。また厄介なことに同じセブンイレブンが近隣に新規開店する場合もあるし、異なった業種であるディスカウントストアやスーパーがこれまた新規開店する場合もある。これは競争相手となる。脅威である。
また、近所に多くのひとが集まる施設(会社、学校等)があるかどうかでも異なる。これらの施設が移転閉鎖になった場合ひじょーに困ることになる。当たり前だけど。
それから、意外と盲点なのはロードサイドで駐車し易いかである。駐車場を持たない店舗で、同じ規模の道路の立地でも車の流れが微妙に違い、ドライバーの心理として不思議なことに入りやすいと感じる店舗がある。駐車場のある店舗は田舎に多く「走るのすきなひと」の憩いの場になり易い。
これらは外的要因である。
加えて店の内的要因もある。陳列が悪い、掃除がいきとどいていない。店員の態度がなっていない。一等不快なのは若造に釣り銭を掌五センチ上くらいから落とすようにして渡したり逆に叩きつけるように掌を挑発的に押さえる場合である。触れるのが厭ならそれでもいいがやりようがあるだろう。こうゆう店は長続きしない。したがってオーナーは楽できないのである。本部は看板の維持に努めているのだろうか。新しい店舗拡大ばかりじゃあなくって。

何だかなあ。ガソリンスタンドに似た構造になりそうである。このままでは。
タグ:便利店
posted by 井上勝裕 at 23:56| Comment(0) | TrackBack(1) | 仕事関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

一枚百円以上のバンドエイド

右の中指の爪が軽く割れてしまった。
割れたのが爪面積の二割未満なのでたいしたことはないけれど。鍵盤をいつものように操作していると痛みが走るので仕事がはかどらない。

昨日、四車線ある車道の左端を自転車で走行していたときのことである。正面からわたくしのほうへ向かって来る自転車があった。厳密なことを言えば逆行になるのであるが、あまり固いことを言うつもりはない。しかし逆行は逆行である。
このような場合、わたくしが右に避けることはしたくない。右後方を目視して「じゃまだよなあ」と怒っている自動車と接触するような事態になるからである。逆行している側からすれば自動車が来るか否かは目視できるので当然、向こうが避けるべきである。しかし全く速度も落とさない逆行男は、前を見ていない。いかん、このままでは正面衝突になる、わたくしは思わずブレーキレバーを握った。
ああ、何たること、ジャックナイフ状態になってしまい掌からアスファルトの路面にヘッドスライディングしてしまった。ちょっと、しばらく動けなかった。逆行男は申しわけなさそうにわたしに大丈夫ですかと安否をきづかう。
やはりグラブをつけといてよかったと痛感するのはこうゆう場合である。
511GwXwKuaL._SS500_.jpgこんなの。ぼちぼち買い替えようっと。
キャノンデール メンズ クラシックグローブ
やれやれ。

でもって右腕の擦過傷と前述の右中指の負傷ですんだ。あんまりなので某薬局へ薬とか絆創膏とかそういった類のものを買いに行った。消毒もしないとあかんのかと思うと憂鬱である。わたくしはあまり消毒はしない傾向にある。しかしバンドエイドにも種類がたくさんあるなあ。なんじゃあこりゃあ。決められないやないか。でこんなのがあった。
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バンドエイド キズパワ-パッド TM指用 2サイズ 6枚(指巻用4枚、指関節用2枚)
高い。一枚百円するのか。しかし、水で洗うだけで治るとは魔法の如し。好奇心が湧いてきた。マキロンも買うことを思えばこれでええんじゃないかと思ってこれ、わたくしの場合使えますかと店員に訊いた。
商品の補充に忙しい店員はうっとおしそうに
「そこの白い服着たひとに訊いてください」
とのことである。これぞ薬剤師である。
白い服着たひとはレジでのバーコード読み込ませ勘定作業にこれまた忙しい。期待に胸膨らませ薬剤師と覚しき白い服着た女性に訊くと、彼女は普通のバンドエイドがいいと言う。何故これが使えぬのかと訊くと答えは返らない。
こちらは出先である。手洗いに水道くらいはある。使うとすればいつ使うのかというシチュエイションなのになあ。まさにぴったりなのに。
擦り傷だらけの薄汚れた男が怪しそうに見えたのかもしれない。うーん。何で駄目なのかをきちんと説明して欲しかったなあ。何のための薬剤師やねん。

とゆうわけで天気がいいのに自転車は本日パスいたしました。案外、中指でenterキーを打っているのだと気づいた次第。

つながり)「薬剤師受難の未来」 「ずるむけなパーム」
posted by 井上勝裕 at 18:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 日乗 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月25日

フェオリカムジャ

先のエントリィについて「これってフェオリカムジャという名称で韓国から日本に定着して普通にスーパーに売ってますよ」との御指摘のメイルを頂戴しました。わたくしは見たことがありません。
hoeorikamja.JPG
異なったアングルのものであります。

調べてみると、なるほど韓国の露店で一般的なスナックらしい。へええ。気になるので、突っ込んで辞書で調べてみました。
「フェオリカムジャ」は載っておりませんでした。『エッセンス韓日辞典』民衆書林刊によりますと。
「フェオリ パラム(パラm)」で「旋風、つむじ」の意味。「パラム(パラm)」はチマパラムで有名な「風」であります。
「フェオリ ボン(ボng)」で「ボン(ボng)」は漢字の「峰」のコリアン読みでありまして、「小さく尖った円い峰、円錐形の峰」とゆうことで、フェオリ固有語で、螺旋状のものを意味する推察いたしました。
「カムジャ(カmジャ)」が「じゃがいも」なのですが、同音でサトウキビという全く異なる意味も別項目であり、混乱。なあんか関係ありそうでなさそうなのが性質が悪い。 

直訳すれば、「フェオリ カムジャ」は螺旋状になったジャガイモとゆうことになるわけでありました。
簡単に作れるのか否かは存じませんが、ハリケーンが一般的らしい。どちらでもいいけど。
所有の辞書が1983年篇なんだから、古いから買い替えようと思いつつ何だか億劫で、ずるずる現在に至る。

取り敢えず、情報提供かむさむにだ。
タグ:Korea 飲食
posted by 井上勝裕 at 12:48| Comment(0) | TrackBack(1) | あはれなるもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月23日

エチオピアが豚足

先の休日に狂言を観劇することと相成り申した。
09kyogen1.JPG若い娘さんも多し。09kyogen2.JPG
よい按配じや。日本人は畳じやのう。
09kyogen3.JPG
「千切木も終うてしもうた。えいやっとな。さてもさても。このまま帰るのは詮無いことぢや。休みの日に少しだけ酒なぞ食ぶるのも一興、ささ参るぞ参るぞ」
abebe.JPGクリツク願おう。
「これはいかなこと。なかなか古風な店ぢや。気に入り申した。入るぞ入るぞ、やいやい、店のものおるかやい」
「いらっしゃいませ」
「はあーいたか」
「ああけったいな客来たで、かなんなあ」
「なかなか。さてもさても。麦酒を瓶で頼み申す」
「ビールね、はいはい、あては何になさいます?」
「むむ面妖な。あの品書きのフエイスとやらを何ぢや?」
「ああ、あれ豚のツラミですわ」
「それをくれい」
「ああ食ぶれば食ぶるほど旨い麦酒とフエイスぢや」
「なな、なんと、品書きにエチオピアとあるが(見難くてすまぬ左から四番目串カツの隣)あれはなんぢや」
「あれでっか、あれは豚足ですわ」
「むむ、なにゆゑ豚足のことをエチオピアと申すか」
「エチオピアゆうたらアベベですやん」
「なかなか。アベベが豚足になるのはなにゆゑぢや」
「もう、機転の利かんひとやなあ。アベベは裸足で走ったやんか」
「なかなか。さてもさても。豚足、裸足、アベベ、エチオピアとつながり申すか、やいやいそれは秀句ではあるまいか」
「お客さん、なんでもええけど忙しいねん」
「やいやい品書きにハリケーンとあるがあれは何ぢや?」
「へいへい、とにかく頼んでや」
「大儀ながら麦酒とそれを頼もう」
hurricane.JPG
「来た来たこれがハリケーンと申すのか、ううむトルネードの方が的確でござる。戯れ言の多い店ゆゑどうしたものかのう。これはいかなこと。これはいかなこと、いかなこと」
「お客さあん、結局ひねりが少ないっちゅうていいたいのん」
「地口おちに相成り申した」

追記)どうも狂言愛好家の皆様お見苦しい拙なる駄文お詫び申しあげまする。どうも耳から離れぬのじゃ。侮辱しているわけでは御座らん。

つながり)「狂言ライブ」

posted by 井上勝裕 at 12:55| Comment(0) | TrackBack(1) | 上方ええのう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

十字軍からみたアイユーブ朝

―違う違う。サラディーンは残虐非道などではない!サラディーンは武人としても人間としても優れた人物だ/我々が重んじる騎士道は元はといえばサラディーンが完成させた物だ/それを今日我らが模倣しているに過ぎない/それに初期の十字軍遠征では非道であったのは我々ヨーロッパ人の方だぞ
(『チェーザレ四巻』より)


これは、ピサの庶民の祭りで、キリスト教的十字軍を素材にした劇を観ていたチェーザレが、アイユーブ朝の支配下にあるエルサレム十字軍遠征に征く男に対し恋人である女がサラディーンのことを「残虐非道」と形容したのに対し、観劇者の側から異を発したときの台詞であります。チェーザレ!空気読めよなあ、とも感じないではないが
f457d0920ea032d8446a1210.L.jpg d161d0920ea042d8446a1210.L.jpg
チェーザレ 4―破壊の創造者 (KCデラックス)
本書を紹介するのは二度目でありますがなかなか濃縮されたマンガであります。手間がかかっております。著作権的に大丈夫かようアマゾン!と心配しつつ。

名君サラディーンはクルド人だった。現在のイラクの大統領もクルド人である。イラクのクルド人在住地域から隣国の(クルド人口の最多の)トルコに原油が輸出されるのは最近のことである。イランも同様で少数民族とはいえどもかなりの勢力になっている。
クルド人暗殺に新証言−オーストリア=イラン大統領の関与示唆
【ベルリン19日時事】イランのアハマディネジャド大統領がウィーンで1989年7月に起きたクルド人暗殺に関与したとの疑惑に関連して、事件と同大統領を結び付ける新たな証言が19日までに明らかになった。
オーストリアの野党、緑の党スポークスマンによると、ドイツ人武器商人が2006年に警察の取り調べに対し、事件直前にウィーンのイラン大使館で同大統領を含むイラン人3人に武器を渡したと証言したという。
同スポークスマンは、アハマディネジャド大統領は武器調達と暗殺実行の役割を担っていたと指摘。「関与は明白」で、自分で手を下した可能性もあると主張した。
「時事通信 2009/06/20-05:42」より)
何故二十年前の話がいまこのような時に出現したのかよく理解らない。イラン大統領選挙後の混乱のなか(下記一記事参照)なので便乗したのか、ソースが緑の党とゆうのも何だかなあであるけど。

ざっくりで一千年くらい前のアラビア人の文明水準の高さを知識として認めているひとがどれだけいるだろう。わたくしはそのこと教わった。昔から西洋が最も進んでいたと考えるひとが失礼ながら多いような気がする。現在の視点からのみから俯瞰できないから。あまり宗教的なことに踏み込むつもりはないけれどイベリア半島がムスリム統治下はあった。中東も各各が異民族に統治されたり、統治したりしてきた。
少なくとも彼らは日本よりは民族的な混血に寛容であっただろうと推測する。緩めの彼らにとってキリスト教がアイデンティティだったろう。支那が中共をアイデンティティにしているのと似ている。
遠東の宗教的にはゆるゆるの日本人のわたくしからすれば、キリスト教もイスラム教もユダヤ教も同根のように思えるのでありますが。

世界四大文明発祥の地が近代から現在にかけて、程度の差こそあれ政治的経済的に不安定なのは皮肉な感じがする。

つながり)「遠東のモンゴロイドにすぎぬ」 「不安定な東アナトリア」

「タブーのハメネイ師批判沸く イランデモ、先鋭化の恐れ」
posted by 井上勝裕 at 08:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 異国のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする